結果を出すために頑張る
当たり前の言葉のように感じますが
【頑張る】方向性が間違っていたり
頑張り量が行き過ぎると
あまり良い結果は得られなかったり
自分自身を傷つけてしまうこともある。
頑張らなくても大丈夫
頑張らなくても結果が出る
という
違う世界を知らなければ
人はついつい頑張りすぎてしまいます。
ひと昔は
【努力、忍耐、根性】という言葉があり
ひたむきに努力し
耐え忍んで
負けない心で頑張り続ける。
その先に結果があるんだと思い
行動されてきた人は多いかと思います。
もちろん
昭和生まれの僕も
そんな感じで幼少のころから育ってきて、
【負けるな、打ち勝て、諦めるな】
それは親からも学校からも部活動の顧問からも
言われてきたセリフかもしれません。
大人になってからの修業時代も言われていたような気がします
【THE昭和】でしょうか(笑)
そうして育った自分は
もちろん頑張ることが善だと思い
頑張り続けてきたわけですが
ある時に違和感を感じるわけです。
【いつまで頑張り続けないといけないんだ?】
人は自分の経験した世界観で生きているので
社会に入るといろんな人がいるわけです。
なんとなく
のほほんとしている人が結果出していたり
なんか知らんけどうまいこといく人がいたり
頑張れば頑張るほど
結果が思うように出なかったり
周りの誰よりも
必要以上に頑張り続けてしまう自分が
そこにいたわけです。
幼少のころから
頑張ることで結果がでる
諦めない、耐えることで結果に繋がると思い
行動し、結果を出してきたので
それが正解だと思っていたわけですね
だから
結果=頑張りの量だと思っていた
しかしあるところから限界が来たんです。
これ以上頑張れない!?という
世界線が目の前にやってきたわけです。
色々書くと長くなるので割愛しますが
ここで僕がとった行動は
【頑張らない】でした。
あんな気楽にしていても
あんなさぼっていても
あんなに遊んでいても
あんなに誰かのためにしなくても
結果が出ている人が周りにはいたんです。
妬むかのように
自分自身に諦めたかのように
頑張ることを辞めました。
それは
嫌なことをしない
苦手なことはしない
褒められようとしない
認められようとしない
期待に応えようとしすぎない
お店で言えば
売り上げをあげようとしない
誰かの為にと思うようにしすぎない
今までMAXだった頑張るレベルを
半分に落とすぐらいの感じでしょうか。
気づいたことは
【頑張らなくても大丈夫だったんだ】
という世界でした。
自分の美味しいと思うものを作り
自分が作りたいと思うものを作り
それを喜んでもらう
必要以上に宣伝することもせず
働く時間も、休みも
体に負担がないようにし
自分の苦手な部分はスタッフにお願いしたり
一見当たり前に見えるようですが
意外とできないものなんですよ。
自分の中の5割の力感でやっているから
自分自身に無理をしていない。
基本は好きなことをしているから
そういうことは熱中できる。
嫌なこと、苦手なことをやらないので時間が作れる
空いた時間は興味事に使う。
また自分の可能性が広がってくるし
見聞が広がってきて世界観が広がる。
頑張らなくても結果は出るということは
頑張り=結果ではない
に気づくことでもありました。
こんなにたくさん生きている人がいるわけだから
いろんなことが絡み合って
世の中は回っています。
自分がやった何気ないことが
あの人に影響し、あの人の行動が
次のあの人に影響し、
それがどんどん世界を動かしている
【バタフライエフェクト】
と言うものでしょうか。
一匹の蝶のたった一回の羽ばたきが、
いつか遠い場所で竜巻を起こすかもしれない
自分が楽しいことをする
好きなことをする延長には
それを喜んでくれる人がいて
それを知ってくれる人がいる
自分が苦手だ、嫌いだ、やりたくない
と思う先には
それが得意だ、好きだ、やりたいと
思う人がいる。
案外
自分の努力以外に
他の見えない何かの要素が絡みあって
世界は動いてるのかもと
思えてきて、
昔ほどの
【努力、忍耐、根性】は発揮できなくなりました。
半分の頑張りでも気力でも結果が出るを知ったことで
まっ大丈夫か!と思えることも出来たり
まだ余裕やから
なんかあっても頑張りゃええかと思ったり
(やっぱり頑張るんかい(笑))
【自信】とは・・・
に繋がる話ですが
自分の人生は大丈夫だ!と
信じることで
無駄な頑張りを、しすぎないということにも
繋がるのかなと・・・。
【頑張ることを辞めてみる】
【流れに任せて生きてみる】
は、この息詰まった世の中、生き方には
必要な要素なのかなと思ったりしています。
頑張り続け、
常にMAXで居続けると
続くものも続かないし
愉しいことも愉しくなくなってくるかもですね。
趣味のマラソンに似ているかもしれません
マイペースが一番速くて強いのように・・・。
とばしすぎると、一瞬で走れなくなります
人生のマラソンをどのようなペースで走るのか?
正解、不正解はないと思いますが
有意義な人生のマラソンを走り抜けたいと思います。