給料をあげる!
永遠の課題なのかもしれませんが
今回は
自分は洋菓子屋さんなので洋菓子屋さんに向けた
話を書きたいと思います。
他の職種の人でも、なにか引っかかればと思います。
若い子たちや中堅パティシエといった人で辞めた人の理由で、上位に来る理由。【給料が少ない】ということ
まぁ確かに多くはない・・・。
しかし自分で言うのもなんですが
修業時代9年ありましたが、初めの2件はケーキ屋さんらしいお給料で仕事をやっていましたが、3店目、特に4店舗目はたくさんの給料を頂いてました。しかし始発から終電まで働く生活。たくさんの給料があったからこそ、気づきたのですがお金じゃないということで、自分の店をオープンし、やりがいを求める冒険に出ることになりました。
自分がたくさんもらっていた話はさておき
なぜケーキ屋さんの給料が少ないのか?というと、
まずはじめに、残念ながら
あなた自身がそれほど会社にとって
貢献していないということが大きい。
『いや、俺は頑張ってるよ、いっぱい仕事しているよ!、まだ働かす気?』という声が聞こえてきそうですが、
頑張って働いてるのは、あくまでも
その人の主観なわけで、実際どうなのか?
ということなんですよね
まず
そのお店のこと全部把握して、できてますか?もし製造で雇われてるなら製造に関することすべて。販売で雇われてるなら販売すべて。両方共で雇われているなら両方とも。もちろん、お店は新しい人に教える義務はあると思います。それはなぜかというと、やってもらわないと、できないと困るからであり、
単刀直入にいうと、
【できてすごいね】ではなくて
出来て初めてスタートラインに立っている】
ということ。
ここがまず大事なところ。
全部作れて初めて、そのお店のスタートに立てるということなんです。
そのスタート地点までなら、基本誰でもできるということで、店側からすると、そこまではせめてしてほしいと言うところでしょうか。
言い換えると変わりがいるという事。
そこにも達していないのに辞めていってしまうから、あなたの給料は安いままだし、オーナー側も結局辞めるんだろ?となんども頭打ってるので、給料をあげたくてもあげれません。
あなたにとって給料かもしれませんが、お店にとっては経費なんですね。投資なんです。
会社にあるお金から、経費として広告宣伝に使うのか
設備に使うのか?材料につかうのか?人件費なのか?
そんなことを考えながら、売り上げや利益を出しているわけです。
人件費ってものすごく大事です。お金がやりがいにもなるし、もちろん物は人が作るんだから、この雇った人が、どのようにしてお客様を喜ばして、お店の売り上げや利益を増やしていけるのか?
働く側もその視点でいないと、給料は一生上がらないと断言しておきます。あなたの給料はお客様より頂いたお金から、払われている。
それはお客様が喜んだ分ということ
はたしてあなたはどれだけ?貢献しましたか?
お客様に感動を与えましたか?
今一度考えてもらえたらと思います。
仕事を教えてもらい、できていくことはすごい。
だけどそれはスタートラインに立ったことであり、
全部把握して、せめて言われたことはでき
今ある会社の状態を形にすることが大前提。そこから、あなたが何をお店に、お客様に与えることができるのか?
その視点に立てたとき、給料や立場は一気に上がっていきます。
次は売り上げからみる人件費の見方です。